電池試作用装置の見積もりについて

ロールプレスやロールコーターの見積もりの際に決めておくべき項目は?今回は装置見積もりに関する注意点などをご説明していきます。

  • 1. ロールプレスの見積もりに必要なのは

    ロールプレスの場合、見積もりには次のような内容が必要になります。

    ・加工したい基材の材質や厚み・幅
    ・ロールの幅、必要となる最大圧力
    ・ロールには加熱が必要か否か
    ・加工は短冊タイプかフープ材タイプか
    ・フープ材の場合は、EPC(蛇行修正)が必要か
    ・テンションコントローラーが必要か。等

    EPC装置とはエッジ・ポジション・コントロールの略。ロールなど長尺の基材の場合に蛇行が発生するのを防ぐための装置です。テンションコントローラーとは、長尺の基材に対する巻取り・巻出しの張力をコントロールする装置です。

  • 2. ロールコーターの見積もりに必要なのは

    ロールコーターの場合は、コーティングの基材となるものと塗布側の液材が何かによって必要となるヘッドシステム(グラビアヘッド、ダイヘッド、コンマヘッドなど)が決まってきます。見積もり段階では、塗工の幅や厚さ、間欠塗工か否かなどを決めておく必要があります。また、塗工後に乾燥が必要な場合には乾燥炉をつけますが、この数によっても見積もり金額は大きく変わります。ロールプレス同様、EPC装置(蛇行修正)やテンションコントローラーを追加するかどうか、なども見積もり時点で決定する必要があります。

    見積もりに必要な項目がよく分からない場合もあります。例えば、機械の発注をした前任者が不在となっていて納品図書も見つからないような場合です。そんな時には製品の写真や動画を撮って製造会社の担当者に説明をすると分かりやすいでしょう。