ロールプレスは利用頻度に応じて消耗する箇所が出てきますのて、定期的なメンテナンスが必要です。例えば、ロールの芯にずれは生じていないか。ロールそのものに傷や劣化はないか。油圧装置の中の油は交換の必要がないか、などです。加工品に品質不良が目立つようになってから機械の点検を行うよりも、メンテナンスを計画的に実施し早め早めに対応を行うことが重要になってきます。
ロールは消耗品です。ロールが劣化したり傷が入っている場合には加工品の品質が著しく低下しますのですぐに対処しなくてはいけません。軽い傷などの場合は、ロールを再研磨することで対応します。ただし、ロールの取り出しや再研磨には費用も時間もかかります。工場の混み具合などにもよりますが、例えばロールの再研磨では1〜2ヶ月かかることもあります。研磨の費用もそれなりにかかりますので、早い段階で見積もりを取り準備をしておくことが必要です。出来れば事前に予備ロールを購入頂いて、交換時に使用出来ない期間を最小限に抑える事が良いと思います。
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