電池試作用装置「積層装置」編

今回の電池試作用装置のご説明では、積層装置についてご説明していきます。

  • 1. 積層装置とは何をする装置?

    リチウムイオン電池の製造工程において、ロールプレスで圧縮した電極材を所定の長さにカットし、正極・負極・セパレーターを交互に積み重ねる装置です。

    例えばサンクメタルの場合は、セパレーターのシール方法の違いによって、3ヘッドタイプと4ヘッドタイプの2種類や、精度よく手動で積み重ねるための「つづら折り」タイプの装置などがあります。

  • 2. 積層装置で重要なのは?

    精度よく積層をするためには、正極、負極、セパレーターを正しい位置にいかに精度よくセットできるかが鍵になります。この部分にどんな工夫が見られるかが重要なポイントになります(積層体の位置ずれに対する工夫)。

    例えば、サンクメタルの場合は、手動の積層装置であっても、積層部受け台には積層体の上面を常に押さえる機構を設けており積層体の位置ずれを防止しています。

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