試作・研究用ロールプレスに多い要望とは?
試作・研究用のロールプレスに多く寄せられるお客様のご要望は以下のようなものになります。ロールプレスのご購入を検討されていらっしゃる場合は、参考にしていただけますと幸いです。
株式会社サンクメタルでは、こうした要望にお応えしながら試作・研究に使いやすいロールプレスのご提供を行なっています。
ロールを加熱してプレスしたい
プレスする材料を加熱して、より密度を高めるために、ロール温度を200℃まで加熱してプレス出来ます。加熱最高温度はご相談ください。加熱で発生する熱を強制的に外に逃がすファンもオプションで用意しております。
高圧でプレスしたい
当社のロールプレスは標準で、2トン~50トン迄幅広い加圧力の装置を用意しております。加圧力によってはエアー圧を油圧に変換するエアハイドロ式で、省スペースを実現しています。
より高い圧力の場合は油圧式になります。
AC100V電源で使用したい
ロールプレスを設置する場所にはAC200Vが用意されていないため、AC100Vで使用できるロールプレスを希望される方に、小型ロールプレスではAC100Vで使用できる装置も用意しております。
但し、最大加圧力は4トンで、ロールサイズは幅150mmとなります。加熱タイプも対応いたします。
間欠塗工した材料をプレスしたい
当社のロールプレスには、オプションとして巻出し・巻取装置が用意されています。間欠塗工した材料を連続プレスする場合は、材料送りにダンサーローラーをセットして無塗工部の送りずれを防ぎます。
ロール間ギャップを広くしたい
当社の標準タイプのロールプレスはロール間ギャップが最大で2mmとなってます。2mm以上のギャップを設けて、厚さの厚い材料をプレスしたい場合は、2モータータイプのロールプレスで対応が可能です。
プレスする材料の上にラミネートフィルムを載せて一緒にプレス
コーターでも同じ用途が有りましたが、ロールプレスでも対応は可能です。巻出し装置を上下2段にして対応しています。