開発事例ロールプレスの作業効率アップと放熱対策
弊社の装置の特長の一つが、オプションで様々な機能を追加実装できること。今回は、作業効率アップのためのオプションと放熱対策をご紹介します。
- お客様
- 企業様
- 用途
- バッテリー試作
- ご要望
- ロールプレスを連続利用する時の対策
ちょっとしたことですが、「あると効率が上がる」機能がほしいと思うことはありませんか?今回ご紹介する作業効率アップのためのスライダーが、まさにそれ。
短冊方式のロールプレスで素材を加工する時に、プレスが終わった素材を一枚一枚回収するのは結構手間のかかる作業。これを解消するために実装したのがスライダーのオプション(図)。傾斜をつけることで素材は自重で滑り、箱に自動的に収納されていきます。ちょっとしたことですが、これだけで作業効率は大幅にアップしています。
排気ファン、放熱用カバー:一番温度が上がる天板の上に放熱用カバーと排気ファンをセットにして、熱を放出する。
スライダー:ロールプレスのオプションとして、排出側のスライダーを取り付けて、自動的にトレーに落とす。
同時に実装したのが放熱対策のオプションです。連続稼働させた際に、熱がこもりやすい天板上に放熱カバーと排気ファンを取り付けました。これによって熱を逃し、連続での稼働能力を高めることができます。
どちらも、さほど大きなオプション装置ではありませんが、現場でのストレスを緩和するには十分な働きを見せてくれます。弊社は、多くのバッテリー試作装置の開発実績がありますので、こうした現場レベルでの問題解決ノウハウもたくさん持っています。どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。