開発事例ロールコーターに後付けで乾燥炉を追加
後付けでオプションが追加しやすい点も弊社の装置の特徴の一つです。今回ご紹介するのはロールコーターに後付けで乾燥炉を追加した事例です。
- お客様
- 企業様
- 用途
- バッテリー試作
- ご要望
- 利用中のロールコーターに乾燥炉を追加したい
今回は、すでに納品しお客様の環境で稼働中のロールコーターへの乾燥炉の追加実装事例です。
当初の設計では、乾燥炉は2炉構成となっていましたが、ご使用を続ける中で「乾燥炉を増設したい」というご要望をいただきました。それを受けて、装置完成後に乾燥炉を追加することになりました。
サンクメタルのコーターは、乾燥炉部分がユニット方式となっており、装置完成後でもユニットを分割し、図のように新たなユニットを追加することが可能です。1台のコーターには最大6炉まで乾燥炉を増設できる設計となっており、今回のようなニーズにも対応できます。
乾燥炉2炉のコーターの場合上図のように2つのユニットになっており、納入時は分割して納入し、設置場所で再組立てします。納入後に乾燥炉をもう一炉追加したい場合は、再度分割して矢印の部分に乾燥炉を追加します。
乾燥炉の追加は設置場所の制限が無ければ、最大4炉迄追加が可能です。
(コーター全体として6炉)
試作用途では、まずは必要最低限の設備でスタートし、状況に応じて設備を拡張していきたいというケースが多く見られます。サンクメタルの装置は、そうしたお客様のステップアップにも寄り添い、柔軟かつ拡張性の高い設計でサポートいたします。